つみたてNISA(一般NISA)

【ドルコスト平均法と複利効果】定額つみたて投資の方が稼げる理由

複利を使った長期的なつみたて投資の力を知ろう

投資で稼ぐためには"複利"の力を使う!という話をどこかで聞いたことがあるかもしれません。

複利運用というのは、投資から生じた利益をもう一度元本に加えて運用していくことです。

 

出典:金融庁

 

投資において、この複利の力を活用するか否かでリターンの額は大きく変わってきます。

そしてこの複利の恩恵を最大限受けることが出来るのが「長期投資」であり、「長期的なつみたて投資」であるわけです。

上図を見て貰えるとわかりますが、複利無しで毎年100万円の運用であれば10年間で100万円の利益、複利有りでは159万円の利益になります。

複利の有り無しではこの場合約60万円の差が生まれるわけですね。

毎年の利益を懐に入れてしまうと、この差額を受け取れなくなってしまうのです。

そしてこの「複利効果」は長期的に見れば見るほど大きなリターンとして返ってきます。

銀行へ定額預金をするのと、複利効果を得るためにつみたて投資をするのとどちらが得か、よくわかりますね。

 

株価の上下するタイミングの予測はプロでも難しい

株価の上下するタイミングを完璧に予測するというのはプロの投資家であっても不可能です。

個別株の売買で一攫千金を狙うのは非現実的です。

投資で稼ぐためには長くコツコツ続けることが一番なのです。

 

株価変動に惑わされず、毎月決まった日に株を購入する投資方法のことを「定額購入法」「ドルコスト平均法」と言います。

同じ投資金額だったとしても、株価が高い時と低い時では購入できる株の数が変わってきます。

・株価が高い時=少なく買う

・株価が低い時=多く買う

出典:金融庁

 

同じ投資金額だとしても、一度に買うよりも分割して定額購入した方が平均的な購入単価を安くすることが出来るのですが、これがドルコスト平均法と呼ばれています。

このドルコスト平均法で運用することで、プロの投資家とも並ぶ成績が見込めるようになってしまうのです。

1つのタイミングを待ってまとまった金額を投資するよりも、継続的に決まった金額を投資する方が効率的で一番結果を出しやすいというわけです。

経済の動向を伺って今が買い時なのかどうなのかを探るより、今すぐ何も考えずにつみたて投資を始める方がよっぽど効率的ですね。

 

ドルコスト平均法を用いた投資の方法

ドルコスト平均法を用いた投資のルール

  • 毎月同じ投資信託を買う
  • 毎月同じ日に買う
  • 毎月同じ額を買う

これが投資で利益を出すために最も簡単で最も大事なルールです。

つみたてNISA口座では、自分で「毎月〇日に〇〇を〇円分買う」という設定をしたら自動的に口座から引き落としてくれます。とっても便利で簡単なのです。

注意ポイント

引き落とされるお金は忘れずにちゃんと口座に入れておこう

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